2007年08月27日

むし歯が出来ちゃった

こんにちは、院長です。
予防の知識の普及にがんばっていますが、
今日は、3歳の子にむし歯が出来てしまいました。
がんばって、歯みがきもしていたようですが…。

残念ですが、非常に熱心なお母さんなので
これを機会にむし歯を作らないようになるかも
しれません。

下に兄弟もできましたので、おやつの問題も
あるのかもしれません。
がんばって、フッ素で進行を止めましょう。

しばらくは、3ヶ月ごとの検診が必要です。
とにかく、がんばる気持ちを維持することが
大切です。

がんばれ!おかあさん!
わからない事は聞いてくださいね。
応援してますよ。
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2007年08月18日

2歳6ヶ月健診

こんにちは、院長です。
今日は二人のお子さんを連れたお母さんが健診に来ました。

お姉ちゃんが二歳半、弟が一歳。
お姉ちゃんはがんばってむし歯ゼロです。
弟は甘い物が好きでちょっと危険です。

お姉ちゃんと同じようにおやつを食べていると
弟は確実にむし歯になります。
お姉ちゃんはならないのになぜ?

お姉ちゃんの歯はもう既にむし歯になりにくく
なり始めています。
同じように弟も食べてしまうと、弟の生えて来た
はかりの歯はむし歯になってしまいます。
まだ、弱いんですね。

で、強くするためには、
フッ素です。
お姉ちゃんがうがいに使うフッ素を弟くんも
歯ブラシにつけて塗ってもらいましょう。
フッ素の力は偉大だと、3年間続けたら思うでしょう。

弟くんは幼稚園でむし歯ゼロで表彰されるかも。
がんばりましょうね。おかあさん。
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2007年08月09日

陶器のブリッジ

こんにちは、院長です。
先日、金属アレルギーの方で金属が使えない患者さんの
お話をしました。

陶器の歯で歯のないところをつないで固定式のブリッジとして
作るのですが、これが意外と難しい。

今までの陶器では一本だけの歯なら問題なかったのですが、
途中に一本歯を作ってつなぐとなると
そこから割れることがありました。
金属が使えれば問題ないのですが、
今回は金属が使えません。

しかし、技術はどんどん進歩しています。
ジルコニアという陶器の固まりをコンピュータを使って
削りだすことにより、とても強い強度を得ることができました。

白い金属という感じです。
審美的にも問題ありませんし、とてもきれいにできそうです。

今まで無理と言われたこともできることがありますので、
いろいろ相談してみてください。
定期健診はそういう情報提供の場でもあります。
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2007年08月08日

根っこの治療

こんにちは、院長です。
先日、仕事が忙しいのでちょこちょこと治療して終わり
というような治療はしないでくれ!と
問診をするなりまくしたてる若者がいました。

よく話を聞くと、前医が根っこの治療をすると言って
お薬を替えて終わりという治療を繰り返したのが
不満だったようです。
他の治療もしてくれといういい分だったようです。

確かにお薬を替えるだけで進まない治療には、
いらいらしたりすることもあると思います。
やっている私たちも早くよくならないかなと
思ってやっています。
しかし、傷や病気が治るためには時間が必要なことも
あります。擦り傷もすぐには治りません。
傷のつを早く剥ぐとまた振り出しに戻ることもあります。
様子をみる時間も必要ということです。

もう一つ他の治療も出来ればいいのですが、
口は特殊な環境ですので、同時に反対側の治療もしてしまうと
どちらでも食べられなくなるし、刺激を与えることで
治りも遅くなることがあります。
なかなか思うように沢山治療ができないこともあるのです。

よく主治医と話をすることが大切ですが、
放置をするのもよくありません。
主治医の先生のいうことも守らないと自分の要求だけを
しても治療はうまくいきません。

彼の言うように、私は「うざい」先生かもしれませんが、
あなたの為を思ってお話しています。
痛い時だけの治療ではいつまでもうまくいきませんよ。
定期健診も受けてくださいね。
posted by インチョウ at 20:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 治療のこと

2007年08月02日

銀歯を白く

こんにちは、院長です。
口の中を鏡で見ると、何か歯に黒い詰め物がしてありませんか?
銀色なのですが、すこし黒っぽい、銀歯とも違う色合い。

アマルガムという材質です。
水銀の合金なのですが、操作性がよかったりして最近まで
よく使われてきました。
アメリカ人はこの材質が好きで今でもよく使っているそうです。

ところが、日本人は水銀の中毒を経験していますので、
どうしても抵抗があり、今ではあまり使われません。

ところが、今まで使っていたので、いまだにアマルガムは
みなさんのお口のなかで活躍しています。

結構長く使われてむし歯にもなっていなかったりすると、
まんざら悪いものではないのかなと思ったりします。

しかし、他の金属と比べても決して生体にとっていい部類の金属
ではありません。
おまけに、見た目もカッコわるい。

今はレジンという歯と同じような色の素材を使って
つめることができます。

その中でもさらに上等な材質は保険がきかないけど、
とても耐久性や審美性のよい材質ができてきました。
保険適用外材料です。医療材料としての認可は通っています。

私の医院でも良いものは取り入れようということで、
この審美修復のシステムを導入しました。
小さな詰め物は1万円からできます。
ぜひご相談ください。

保険では難しかった大きな詰め物もできるようになりました。

ぜひトライしてみてください。
歯磨きと定期健診はしないと駄目ですよ。(笑)
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2007年07月27日

金属アレルギー

こんにちは、院長です。
今日は金属アレルギーの患者さんがいらっしゃいました。

金属アレルギーとは、金属のイオンなどでアレルギー反応を
起こすことで、時計やネックレス、ピアス、眼鏡などが
発症しやすいです。

口の中で使う金属は比較的アレルギーの少ないものを
使っていますが、それでもアレルギーがおこることが
あります。

口の中に限らず手のひらにアレルギー反応が現れる人も
います。

しかし、口の中の金属が100%悪者でないこともあります。
体の体調などにも影響するような気がします。
経験的なものですが、治療をして行くうちにまだ金属が
残っているのにアレルギー症状が良くなったりすることも
あります。

アレルギーのある本人にとっては大変なことです。

今日の患者さんは、歯のないところを金属を使わずに修理
したいということでしたので、オールセラミックという
方法を使うことになりました。

しかし、神経をある歯を削って歯をつくりますので、しみます。
歯をいれてしまえばしみるのも少なくなると思うのですが、
白い歯を作るためにはその分の厚みが必要になってくるのです。
しかし、刺激をうまく遮断できればしみるのは止まると思います。
がんばって様子をみていきますが、しみるのがつらい時は
神経を取らないといけません。

金属アレルギーは大変です。
日頃からむし歯を作らないようにしないといけませんね。
自分も金属アレルギーかもしれませんよ。
定期健診を受けてくださいね。
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2007年07月20日

定期健診の輪

こんにちは、院長です。
今日定期健診にいらしたお母さんとの会話です。

どうですか?特にかわったことはありませんでしたか?

変わったことはですね。
私、大学と高校に行く子供がいるんですが、
自分たちも定期健診に行きたいって言ってるんですよ。
私が定期健診に行くのを見て行きたくなったみたい。(笑)

それはいいことですね。
学校が忙しくて私の医院まで来れないときは、
近くの歯科医院でもいいですので、かかりつけを決めて
通ってみてください。5年10年経ったとき違いが出てきますよ。
早い時期から始めるほどいいですよ。
ぜひ行かせてあげてください。

以上がその会話です。
定期健診の良さを感じてもらい、そのことを家族で話、
また一人健康を自分で創る人が増えたことは
歯科医としてとてもうれしいことです。
医療人としてうれしいことです。
医科には健康な人はあまり行きませんよね。
歯科はそれができます。

皆さんも定期健診を受けて輝く人になってください。
この話をしてくれたお母さんもいつもはうつむき加減でしたが、
この話をしていたときは輝いていましたよ。
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2007年06月12日

訪問診療

こんにちは、院長です。
今日はお昼の休み時間を利用して訪問診療に行ってきました。

車で近道を教えてもらい、片道20分くらいかけて行きました。
いろいろな事情で通院が困難なため往診しました。

歯科の治療は一度見て終わりという事が少ないです。
治療にかかると何回も通わなければいけません。
体の悪い患者さんにはとても大変なことです。

しかし、今の保険制度は、少しでも元気なら自力で通院しなさい。
寝たきりで動けない人でないと往診は認められません。
というような厳しい指導がなされています。
歯科医師の裁量権など認められていません。
少なくとも文章上は認められていません。

厚生労働省がそう言うのも、コ○ス○ではありませんが、
押し掛けて訪問の必要のない人まで訪問するところが
出て来たからです。
まじめな患者が迷惑です。

私も最近、持病の腰痛があり、訪問しての悪い姿勢での
診療には苦痛が伴います。
できれば来院して欲しいのですが、そうも言ってられません。

あと何年続けられるかわかりませんが、
地域の皆さんの為にがんばりたいと思います。

しかし、
これからの季節、暑いから先生が来て。とか
雨が降るから先生が来て。とかはダメですので。(笑)
本当に来て欲しい方が迷惑しますよ。
posted by インチョウ at 19:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 治療のこと

2007年05月18日

予防歯科その8

こんにちは、院長です。
「食べたら磨こう」というスローガンのもと20世紀は
予防歯科が行われました。
20世紀はむし歯の洪水状態で治療も大変だったと聞いています。

朝も早くから歯科医院に行って順番をとらないといけないという
ような時代もありました。
予約制などなく早いもの順でした。待ちきれす帰る人がいるのか
番号が飛ぶこともありました。(笑)

現在21世紀はどうかというと、
むし歯のある子とない子が両極端です。ある子が圧倒的に少ないの
ですが、ある子は沢山あります。

私も含めて20世紀の子どもたちは、歯みがきを主体にむし歯予防が
行われました。しかし、むし歯はあまり減りませんでした。
21世紀の子ども達はフッ素を使って、早くからむし歯に対する
教育を受けているのでむし歯は少なくなってきました。

それでもむし歯が沢山できる子は生活習慣に問題があることが多いです。
寝る前におやつを食べたり、アメを頻繁にたべたり、おやつの回数が
多かったり、ジュースの摂取量回数がおおかったりという具合です。

現在の予防歯科の考えは、
フッ素の有効利用と生活習慣の改善をメインに考えています。
歯みがきは歯周病予防に大切ですので、歯みがきをする習慣も大切です。
おやつも砂糖をとるよりは、キシリトールやリカルデントをとったほうが
いいでしょう。それくらいのスタンスです。

個人の唾液の量や性質なども重要な因子になります。
お薬で唾液の量が少なくなることもあります。
個人にあった対応が必要になります。

当院では唾液の検査は以前からやっていたのですが、
費用が5250円かかるので、もう少し簡単な
システムをといろいろ探していました。

唾液の抵抗力を調べるシステムを導入しましたので
興味のある方はおっしゃってください。
1000円くらい費用がかかると思います。
耐酸性能(唾液緩衝能)テストです。
これでむし歯になりやすさ危険度がわかります。
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2007年05月17日

予防歯科の番外編

こんにちは、院長です。
新潟の新聞にむし歯の記事が出ていました。
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=1&newsNo=42
うまく表示されないかもしれませんので、
内容を書きます。
県内の子どもの虫歯数は最少
 県は15日、本県の12歳児の平均虫歯数が2006年度に全国最少の0・99本となったと発表した。1本も虫歯がなかったのは、ほぼ3人に2人に相当する62%に上った。県は「学校などでフッ素洗口を進めてきた効果が大きい」と話している。
 虫歯数の統計では、永久歯がほぼ生えそろう12歳児(中学1年生)の数字が代表的な指標。2006年度調査によると、本県の12歳児計約2万3700人に対し、虫歯数は治療済みを含め計約2万3300本だった。全国最少となったのは7年連続。
 虫歯予防のため、県はフッ素液を使ったうがいに取り組むよう、1970年度から幼稚園や小中学校に促してきた。
 予防策が奏功し、12歳児の虫歯数は1980年度の5・03本から年々減少。県や国は2010年度までの達成目標を1本としたが、本県では前倒しで目標を達成した。
 2006年度の県内の「フッ素うがい」の実施率は、全国平均より約10倍い高34・4%。県は「実施率40%を目標に、一層の推進に努めたい」(健康対策課)としており、本年度から県内の全養護教諭を対象とした研修会を開始。虫歯予防とともに、子どもの歯周病の予防にも力を入れる考えだ。
新潟日報2007年5月16日

新潟は新潟大学が中心となってフッ素の取り組みを熱心にしている県です。
このようにフッ素は確実に効果をあげています。
みなさんもフッ素を有効利用しましょう。
21世紀は自分の健康は自分で創る時代です。
予防の主役はあなたです。

最近フッ素と書いてあったりフッ化物と書いてあったりしますが、
厳密には別物ですが、同じフッ素としての意味ですので
違いはありません。
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2007年05月14日

予防歯科その7

こんにちは、院長です。
歯みがきしてますか?
歯みがきじゃむし歯は予防できないんですよ。
歯みがきにむし歯予防の科学的根拠はありません。

え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!

今までの話はなんだったんだ〜〜〜〜〜〜!

と思われた方、

心配ご無用、むし歯は予防できなくても歯周病は予防できます。(笑)

むし歯を予防するためには、ばい菌をつかないようにすることが
大切ですよね。しかし、お口の中から歯みがきでばい菌を
いなくなるまで磨くことは不可能です。

ばい菌をやっつける為には、お薬を使う方法があります。
3DSという方法ですが、これも完全に殺菌するのではなく
除菌程度で3〜6ヶ月くらいでもとに戻ってきます。

最近はワクチンという方法があるようですが、これからの
楽しみです。

だけど、ばい菌をやっつけられないのにむし歯にはなりませんよね。
ばい菌だけでは、むし歯にならないのです。
つまり、ばい菌に栄養を与えなければばい菌は活動できません。

ばい菌の栄養って、ぶどう糖ですね。
そこで、キシリトールが出てきます。

キシリトールは、ぶどう糖と違いばい菌が栄養として使う事が
できません。そこで、ばい菌は栄養失調になってしまうのです。

ところが、人間はキシリトールばかり食べるわけではありません。
もし、食べたとしたら下痢をします。
炭水化物もとります。すると炭水化物は糖に分解されます。
ばい菌の栄養になります。
ごはんを食べなければいいのです。ダイエットにもなります。

むし歯を作らないために餓死したなんて、歴史に残ります。

そんなおバカなことは皆さんはしませんよね。

じゃあどうすればいいのでしょう?

つづく
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2007年05月10日

予防歯科その7

こんにちは、院長です。
しばらく予防歯科の話題から離れていました。
今までのこと憶えていますか?

むし歯は生活習慣病でもあるということでしたよね。
食べて3分でむし歯になり始め食べ終えて40分でもとの状態にもどる。
その前に食べたりすると再石灰化の時間がなくなるということでしたよね。

ではフッ化物はどういう役目をしているのでしょう。

フッ化物を使うと歯が強くなると言われています。
フッ化物は毒だ。という人もいます。
何が本当のことなのでしょうか?

何事も適量というものがあるということです。
間違った使い方をすれば毒にもなるし、
正しい使い方をすればとても便利なものにもなります。

塩も適量使えば料理を美味しくする調味料ですが、
大量に使えば料理も台無しですし、血圧も上がります。

フッ化物も上手に使えばとても便利なものです。
フィンランドなどの北欧がむし歯が少ないのは、
キシリトールガムを食べているからではなく、
フッ化物を使っているからです。
水道水にフッ化物を調整しているのです。

残念ながら日本では水道水に調整することは禁止されています。
となると、自分でフッ化物を使用する必要が出てきます。
どうしたらフッ化物を有効に使う事ができるのでしょう。

つづく
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2007年04月26日

予防歯科その6

こんにちは院長です。
唾液がむし歯になりにくくしてくれているということでしたね。
唾液の成分にはいろいろなものが含まれていますのでとても大切なものですね。
「唾液の働きについて答えよ」というのは生理学の問題に最適です。

ところが、この唾液の働きにも欠点があります。
その欠点とは、むし歯のばい菌によって作られた酸は3分くらいで歯を溶かすのに
十分な酸の量になります。(PHが下がるといいます:酸性が強くなるのです)
それに対して、唾液はその酸性度をもとに戻してくれて再石灰化を起こします。
問題はその時間なのです。

食事開始3分目から歯は溶け出していきます。酸性になります。
食後もとの中性にもどるまでに40分くらいかかります。
このタイムラグがむし歯の最大の問題になります。

つまり食事の回数が多くて、30分くらいしてもとに戻りそうなときにおやつを
食べると3分で最低の酸性度に戻ります。
つまり再石灰化をするヒマがないということです。

一生懸命歯みがきしててもむし歯ができる君!
アメ玉、のど飴、しょっちゅう食べていませんか?
ジュースを寝る前飲んでいませんか?

寝てる時は唾液が出ないから、再石灰化は起りませんよ。

生活習慣病といったのがわかりました?

まだまだつづく
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2007年04月25日

予防歯科その5

こんにちは、院長です。
動物にはむし歯にならないメカニズムがあるという話でした。
そろそろ予防歯科の話も飽きてきませんか?(笑)
なにか楽しい話題に変えたいのですが、書き出したらとまりません。

ふつうはむし歯になりません。
それは、唾液の力によるところが大きいのです。
唾液には再石灰化、つまり一度融けたカルシュームやリンをもとに戻す働きがあるのです。
これこそ神様がくれた防衛反応なのです。

よくかんで唾液を出す事は、むし歯予防にもとても大切なことなんです。
唾液の作用が強ければ、歯みがきはいらないかもしれません。
「な〜んだ!磨かなくていいのか!」と安心したあなた、
歯みがきをしないと歯周病になりますよ。(笑)
むし歯のメカニズムと歯周病のメカニズムは違いますからね。

最近、花粉アレルギーなどで抗ヒスタミンなどのアレルギーのお薬を常用している方が
います。このお薬のなかには、唾液の量を減らしてしまうお薬があるので、注意しましょう。
口が乾く感じがしたらお薬のせいかもしれません。
もし、唾液の量が減っているとしたら、前に書いたようなむし歯にならない働きは
少なくなります。よってむし歯になりやすくまります。

特に根っこの部分にむし歯が多発する事になります。
生活習慣を見直さないといけないかもしれません。

むし歯は生活習慣病ともいえるのです。!!

つづく
posted by インチョウ at 17:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 治療のこと

2007年04月24日

予防歯科その4

こんにちは院長です。
予防歯科シリーズも4回目です。そろそろ息切れしてきました。
書き始めると終わるまではこのシリーズ続きそうです。(笑)

さて歯は食事をすると融け始めると言いましたが、ばい菌がその働きをしますので
ばい菌をきれいにしてしまえばむし歯はできないということになります。

みなさん、食べたら磨くと怒られながらむし歯はできましたよね。
では、何がいけなかったのでしょう。

磨いたつもりでも磨けていなかった事実をご存知でしょうか。
歯みがきは奥が深く難しいものなのです。
つまり、歯みがきだけではむし歯は防げなかったのです。(衝撃の事実)
今までの歯みがきはなんだったのでしょう。

そういえは動物で歯みがきするのは人間だけですね。(笑)

動物は入れ歯を作ることもできませんので、むし歯になったら食べ物が食べられなくて
死んでしまいます。それは大変なことです。

それではなぜみんなはむし歯にならないのでしょう。

つづく
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2007年04月23日

予防歯科その3

こんにちは、院長です。
むし歯になるプロセスを治療するなんて大げさなことを書きましたが、どうしたらむし歯になるかを考えればそれは解決します。

ちょっと専門的になりますよ。
 
その昔偉い人がステファンカーブという曲線を描きました。
予防歯科の授業では必ずでてくるテストのヤマです。(笑)
「ステファンカーブについてそれから得られる情報や意味を書け」なんていい問題です。

人のお口の中では、糖分をとるとむし歯のばい菌がすみやかに栄養を取り入れ酸を産生します。
人の歯はカルシュームやリンでできていますので酸によって容易に溶け出します。
この状態が脱灰と呼ばれる現象です。何度も言います。みんなのお口のなかで起ります。

やがて歯はもろくなり、穴があいていきます。
この状態が一般的に言われるむし歯ですね。

みんなのお口の中で起っていると強調しましたが、糖分をとってもむし歯に簡単にはなりませんよね。むし歯には本当はなりにくい生体のメカニズムが働いているからなんです。
再石灰化です。
本当はむし歯はなりにくい病気なんです。がく〜(落胆した顔)

今日はこの辺まで。
posted by インチョウ at 19:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 治療のこと

2007年04月20日

予防歯科 その2

こんにちは院長の竹内です。
今日は昨日の続きです。
歯みがきがうまくできていない状態でむし歯の治療をするとどうなるか。
というところまででしたね。

みなさん、経験している人も多いと思います。若い人はそうでもないのですが、年配の人の話で
「治療をしても何年かすればまた悪くなって最後には入れ歯だね。年はとりたくないね。」
というのを聞いたことはありませんか?

「歯周病も治らないからグラグラなるのをまって抜いて入れ歯にしなきゃ」
そんな話聞いたことありませんか?

すべては疾病の結果を治療して疾病そのものを治療していないからです。
むし歯の治療は歯に詰めるだけじゃないんです。
むし歯になるプロセスを改善しないと再発を繰り返すばかりです。
ちょっと難しいですね。わかりやすく次回お話しますね。

最近になっていろんなところで予防歯科が問題になり
ヘルスプロモーションとは何かが議論されるようになりました。
歯周病もメインテナンス(定期健診)が大切であることが強調されてきました。

続く
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2007年04月19日

予防歯科その1

こんにちは、院長の竹内です。
みなさんは予防歯科という言葉を聞いたことがありますでしょうか?
私たちの学生のころは予防歯科という講義がありましたが、講座もマイナーなイメージで
やはり口腔外科などの派手な講座が元気がありました。

私は歯周病の講座で研究や勉強をしていましたが、予防歯科は隣の教室で基礎実験をしていたみたいでした。その当時あまり興味もなくどんな研究をしていたかわかりません。

歯周病科で治療をするのでも歯周外科が脚光を浴び始めたころでいろいろな術式がありました。
私も積極的に勉強し技術の習得に努めました。
歯周治療を成功させるのはプラークコントロール(歯みがき)が一番大切とはわかっていましたが、最新の技術にはやはり魅力がありました。

やがて開業をして地域の医療に触れてみて思う事は、大学に治療に来る患者は歯科に対する意識が高い人が多いということでした。歯みがきなども数回の練習でピカピカでした。
歯周治療もうまくいくはずです。
実際の地域の認識はというと、とても低いものでした。歯みがきの練習をすると来なくなったり、
いまでこそ、みなさんの理解が深まり、歯みがきの練習もしますが、歯みがきより治療でした。

では、そのような状態での治療はどうなったのかといいますと…。
明日へつづく
posted by インチョウ at 14:22| Comment(8) | TrackBack(0) | 治療のこと